梅の名所として有名な東京青梅市の吉野梅郷へ。
青梅市と言う名称、金剛寺に秋になっても実が青く落ちない梅があったことが有名になり、この地が「青梅」と呼ばれるようになったと言う説が有力。梅が市の象徴になっています。
そんな吉野梅郷の「梅の公園」の梅1200本余りが全部伐採されると言うニュース。青梅市によると、ウメやモモなどに感染する植物ウイルス「ウメ輪紋ウイルス」が平成21年に確認され、これまでに2万6千本の梅樹(植木、苗木を含む。)が処分されています。しかし、未だに終息に至らないことから「梅の公園」内の全ての梅を伐採することになったようです。
ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス、PPV)とは
このウイルス病は、アブラムシが媒介するもので葉に輪紋等が生じるほか、果実の表面にまだら模様があらわれ、商品価値が損なわれたり、成熟前に落果することがあります。
なお、このウイルスは、植物(ウメ、モモ、スモモ、など【サクラ属】の果樹)に感染するものであり、人間や動物に感染することは全くなく、また感染している梅の果実(梅干し、梅関連商品を含む。)を食べても健康に影響はございません (青梅市HPより)
丘陵を咲き乱れる梅は大変すばらしい!
伐採後、数年を経て再び梅が植樹されるまで楽しみにしておきましょう!
既にウメ輪紋ウイルスにより伐採された切り株があります。
これまでに約500本が伐採されましたが感染が終息しなかったようです。
青梅市 吉野梅郷 梅まつり
「青梅市うめの公園」
東京都青梅市梅郷4丁目527
入園料200円、開園時間:9:00~17:00
駐車場:一回500円
梅の公園前武井駐車場、梅の公園前尾沢駐車場、吉野街道沿いに多数あり
梅まつり期間中、駐車場は大変混雑します。
時間をずらすなどした方がよいです。